長期保有を前提に、コストが低いものを選びます。
なぜ長期間保有すべきか
物価が上昇することによって、値上りによる利益を享受することができます。長期保有により、その利益は大きくなります。
物価が基本的に上昇していることについは、以前ブログで書きました。

また、配当による利益も享受することができます。
以下のETFやインデックス投資信託に係る配当を再投資し、配当を生む更なる原資にします。投資信託については、配当を再投資する設定ができます。
コストが低い商品
コストが低い商品を選ぶことが重要です。長期間保有すると、資産の残高に大きな差が出ます。
以下が運用すべき商品として挙げられます。
ETF(上場投資信託)
名前の通り、取引所に上場しており、リアルタイムで売買が可能な投資信託です。
2万円程度から購入できます。証券会社ごとに、取引金額によって購入手数料が変わるので、ある程度まとめて購入した方がいいでしょう。例えば、楽天証券では、取引金額5万円までは手数料50円、20万円までは105円です。
ETFの信託報酬は低いもので0.1%です。投資信託の信託報酬も低くなってきていますが、それでも、ETFの方が低いです。
TOPIXや日経平均に連動する国内株式に係るETFを選びましょう。日銀も購入しています。
売買代金が大きい、流動性が高いETFを選びましょう。
MSCI(世界の株式の指数)に連動する外国株式に係るETFで、日本の取引所に上場しているものは流動性が低いです。
米国の取引所に上場しているものは、流動性が高いのですが、配当に係る源泉所得税が二重にひかれ、戻ってこないことがあります。
インデックス投資信託
TOPIX、日経平均、MSCIを指数、インデックスとする投資信託です。
購入手数料がかからない投資信託、ノーロード投信を選びましょう。
信託報酬の値下げ競争もあり、ニッセイ、eMAXIS、たわら等のシリーズの投資信託の信託報酬は低くなっています。
資金が集まっている純資産の大きな投資信託を選びましょう。10〜30億以上と言われていますが、100億以上は欲しいです。
個人向け10年国債
日本政府が発行している国債です。日本政府が破綻しない限りは安定性があります。
1万円から毎月募集しており、購入手数料等の費用はかかりません。
物価の変動に伴い金利が動きます。最低金利0.05%が受け取れます。
購入後、1年経過してから、直前1年分の利息を払えばいつでも解約できます。