手元にお金があるなら、機会損失が生じるので、一括投資するべきです。
給料収入等から毎月積立を行うのであれば、ドルコスト平均法により資産運用すべきです。
一括投資やドルコスト平均法で投資し、値下がりしたとしても、あわてず長期保有するこも重要です。
ドルコスト平均法(毎月積立)のデメリット
毎月一定額を購入し、積立を行う方法、いわゆるドルコスト平均法は、高値づかみになる場合があります。
例えば、ある株の一口の価格が、5月100円、6月90円で、200円持っていてるとします。
二口購入する場合を考えます。
5月に二口を一気に購入すると平均単価は100円です。各月一口を購入すると平均単価は95円となり、安く購入できます。
事例が逆の90円→100円ですと、5月に二口を一気に購入した方が、安く購入できます。
価格が右肩上がりの場合は、ドルコスト平均法ですと、高値づかみとなり、デメリットが生じます。
一括投資のメリット
値上がり益等を享受することができます。
29年連続して配当が増えている花王の株式を、配当が増え始めた1990年の始まる前に持っていたとします。
1989年末1,532円→2019.5.22現在8,679円で、値上がり益7,147円に配当総額約1,000円を加えると、5倍以上に増えます。
つまり、100万が500万、1,000万が5,000万、1億が5億になっている計算になります。
米国には、60年配当を増やし続けている会社もあります。
株式を保有せず、現金のまま持っていれば、5倍以上の値上がり益等が機会損失として生じることになります。
ある程度の生活資金、例えば、生活費3ヶ月を残して一括投資を考えるべきです。
合理的な資産運用
毎月給料、不動産家賃を受け取っているのであれば、毎月積立をし、ボーナス、臨時収入を受け取ったのであれば、一括投資をしましょう。
毎月積立であれば、税制上のメリットが大きいiDeCoや楽天ポイントが付くクレジットカード購入が選択肢となります。
ただし、値上がり値下がりに一喜一憂せずに、以前ブログで書いたように、コストの低い商品を長期間保有しましょう。
