エクセルを仕事で使う機会が多いと思います。
重複されたデータをチェックするにはどうすればよいでしょうか。
ピボットテーブルというエクセルの機能を使うことによって、重複されたデータを視覚的に確認することができます。
ピボットとは、回転軸、回転軸を設けるといった意味があります。大量のデータに対して、分析の軸(ピボット)を設けて、表(テーブル)を作るというのが由来です。
実際に入力されたデータをもとに、実際にやってみます。
ピボットテーブルの手順
サンプル

入力されたデータ上で、Ctrl+Aで入力された全範囲を選択します。このショートカットキーも大変よく使い、便利です。

以下のとおり、挿入タブからピボットテーブルを選択します。

以下のテーブルが出てくるので、OKを押してください。

以下のシートが作成されます。

右のピボットテーブルのフィールドで、上の「日付」「相手先」「金額」を下の行フィールド、更に上の「日付」を値フィールドにドラッグしてください

値フィールドには「相手先」「金額」をドラッグしてもいいですが、個数になっていることを確認してください。
個数になっていなければ、右の▼ボタンをクリックし「値フィールドの設定」を選択し、「選択したフィールドのデータ」を個数に変えてください。

OKを押すと以下のピボットテーブルの表が作成されます。
黄色の網掛けのセルだけが2となっており、2020/1/3の佐藤10,000円がデータとして重複していることがわかります。


データのチェックや分析などに活用してください。
売上データ等のエクセルデータは一見しただけでは、何もわからないことがあります。しかし、ピボットテーブルを使うことによって、何らかの傾向をつかめたりすることがあります。
ピボットテーブルではなく、並び替えではわからない
並び替えによって簡単に見つかると思われるかもしれません。下が並び替えたデータですが、一瞬ではわかりません。

17と18行目に重複したデータがあります。
並び替え前のサンプルデータでは17と32行目です。
先ほど行ったとおり、ピボットテーブルを使うとそれが一瞬でわかります。 並び替えは上位10位や、1列のみの重複されたデータを確認するのに使えます。