【現役国税調査官が語る!】国税専門官の1日の仕事

【現役国税調査官が語る!】国税専門官の1日の仕事 国税専門官

国税専門官の調査のある1日、研修のある1日のスケジュールを簡単に振り返ってみました。

国税専門官の調査の1日

国税局や税務署では、勤務時間は8:30~17:00、8:45~17:15、9:00~17:30の中から選ぶことができます。8:30から9:00に出勤し、始業し、17:00から17:30に退庁します。

国税庁では、9:30~18:00の勤務時間も選択できます。

昼休みは、45分となっており、11:45~12:30、12:00~12:45、12:15~13:00の中から選びます。

国税局や税務署では、帳簿書類から申告内容が適正かどうか調査するために、会社に臨場することがあります。調査のある1日のスケジュールは以下のとおりです。

10:00頃に会社に臨場し、昼休みをはさんで、16:00頃まで調査します。

初日や調査の早い段階で、代表者や各々の事業部の部長等から会社の概況を聞ききます。会社がどのようなことをやっているかを知ることで、それが経理にどのように反映されているか、更には、申告に適正に反映されているかを確認する最初のとっかかりでもあります。業界の話題や慣習を聞ける機会も多くあります。代表者や事業部長の仕事での個人的な喜怒哀楽のエピソードを聞けることもあり、国税専門官になってよかったなぁと思える時でもあります。

国税局や税務署に戻ってきて、上司と今後の対応を相談します。復命と呼ばれています。

取引の確認のため、会社の取引先や銀行で聴き取りを行う場合もあります。反面調査と呼ばれています。

余談ですが、反面調査も含めて、調査を拒み、また、嘘を付くと、罰則が適用される場合があります。一年以下の懲役又は五十万円以下の罰金です。

国税局では数ヶ月、税務署では数日程度、調査を行うことが多いです。

国税専門官の研修の1日

国税専門官には充実した研修制度が設けられており、専門官職として知識や教養を習得することができます。研修期間は、専門官基礎研修、専攻税法研修、専科研修とトータルで12か月間です。更に、試験や選考により、国際科研修5か月、専攻科4か月、研究科1年3か月を受講する人もいます。

全国から集まって、数か月の長い研修を受けるため、研修生どうし、つながりが強くなります。研修後も連絡を取り合い、情報交換や近況報告を行うこともあります。

研修については、以下の記事に記載しています。

専科研修の1日のスケジュールは以下のとおりです。

勤務時間は8:30~17:00で、8:30に出勤し、始業し、17:00に退庁します。

昼休みは、45分となっており、12:30~13:15です。

8:30~9:10は講義等の準備、連絡事項の伝達を行います。

講義等では、大学の教授から簿記会計学、職場で経験を積んだ上司から各税法等の講義を受けます。

ゼミに備えて、専門書や判例等を確認・検討した上で、裁判例を基にした事例のゼミ課題に対して、法律の解釈や適用について討論します。

16:30~17:00は明日以降の講義の準備、連絡事項の伝達を行います。

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