コロナ不況によって、区分マンション価格や融資への影響は軽微なものであったように思えます。
コロナ不況による不動産投資価格への影響
不動産投資サイト「楽待」を運営するファーストロジックが、同サイトに掲載されている物件の価格を調べた結果、4~6月は、1~3月に比べて、一棟マンション、アパートで下がったものの、区分マンションでは微増していました。
- 一棟マンション18,369万円→16,851万円(-1,518万円)
- 一棟アパート6,189万円→6,132万円(-57万円)
- 区分マンション1,563万円→1,576万円(+13万円)
銀行融資の引き締めにより、取引が減ったためであるが、区分マンションは少額であり、その影響を受けなかったという見解を示しています。
それ以外の理由としては、区分マンションに住んでいる人は、単身世帯がほとんどで、コロナ不況で、テレワークが浸透したとしても、郊外に移り住んでいる人が少ないからではないでしょうか。
日本企業の組織体質では出勤が完全になくなるとは考えにくいです。
コロナ不況によって、ワンルームマンション投資に対する融資への影響はほとんどない
私もワンルームマンション投資の融資を受けたのがちょうどこの頃でした。
コロナ不況で、銀行は融資に積極的でなはないと思っていました。
銀行は、コロナ不況により影響を受けた、売上が減った事業者等に融資をしないといけない。
不動産投資をする人は、比較的余剰資金があり、困っていないため、二の次である。
と考えていましたが、どうやらそうではないらしいです。
銀行は、不動産投資に対する融資とそれ以外の融資を区分して資金管理しており、不動産投資に対する融資もコロナ不況前とそれほど変わってないということです。
ワンルームマンション投資の最大のメリットは融資!
不動産投資の最大のメリットは、何といっても「融資」が受けられることです。
住宅ローンであれば、自らの給与等で返済をしていく必要があります。
不動産投資に対する融資の返済は、住んでくれる人の家賃から行います。自らの出費によらず、家賃によって他人資本がどんどん自己資本に変わってきます。
自らの出費で、繰上返済することによって、自己資本の増やすスピードを上げることもできます。
他の金融商品にはない「融資」は、不動産投資の最大のメリットです。
融資は誰もが受けられるものではありません。年収等一定の条件があります。
投資した不動産を売ることによって、一括返済しないといけない最悪の状況は避けたいものです。
そのためにも、家賃が途絶えないようにすることが重要です。立地に付きます。