昔に比べて少なくなりました。年に数回公式の飲み会に参加している程度です。
OB税理士との飲み会の自粛要請も影響している気がします。
コロナ禍により、今は、公式の飲み会も行っていません。
国税専門官の職場は飲み会が多いか
多くありません。
国税組織の人事異動は7月になります。年度が7月に始まって、翌年の6月に終わります。
公式の飲み会は、7~8月の顔合わせ会、忘年会又は新年会、6月の解散会の3つです。
私が、国税組織に入った当初(15年くらい前)は、公式以外の飲み会も多くありました。
仕事が終わった後に、半強制的な感じで飲みにいくことも多くありました。
現在は、アルハラや飲酒が絡む問題に配慮して、上司と部下が有志で飲みに行くことは少なりました。上司から誘い辛い雰囲気になっています。
しかし、年配の方同士が一緒に飲みに行く姿はよく見かけます。
私は、たまには、上司と部下が飲みに行く機会も必要だと思っています。
お酒や美味しい食事によって、普段話せないことも話せますし、打ち解けることができます。
飲み会というよりも、食事会というイメージの方がよいでしょうか。
国税専門官はOB税理士と飲みに行けない!
ここ最近自粛が要請されるようになりました。
国税専門官は公正に職務を行う必要があるため、OB税理士と飲むことによって、利益供与を受けているのではないかと国民から疑惑や不信を招くからです。
事前に届出が必要になります。届出までして、飲みに行こうとすると、目を付けられます。実質的にOB税理士との飲み会は禁止になっています。
もちろん、届出をして飲みに行くときは割り勘になります。
スポーツは自粛の対象外ですが、ゴルフ、旅行、遊技については、飲食をしなくても自粛の対象となります。
かつては、国税専門官を定年退職して、OB税理士になるとき、関与先の斡旋が行われていました。今は当然ありません。
OB税理士と飲みにいくこともできなくなりました。
税務署長を経験した国税専門官でも、OB税理士にならずに、再任用の道を選ぶ時代です。
国税専門官本人の能力が問われる時代になってきています。
国税専門官は国税組織以外の人との飲みにいくことが少ない
まだOB税理士と飲むことができるときに、多くのOB税理士が、共通して口にしていたことを覚えています。
それは、国税専門官として働きながら、国税組織以外の人とコミュニケーションをとるべきだったと。国税組織外に出たときに、そのようなコミュニケーションを通じて、仕事が生まれることがあるからです。
国税専門官は守秘義務をかせられており、どうしても、内輪で飲みにいく機会が多くなります。
利害関係者から供応接待を受けることは問題があります。
それ以外の人から、社会通念上認められる範囲内で供応接待を受けることは問題ありません。
国税専門官は、退職して世の中に出ることを見据え、国税組織外の人とコミュニケーションを図ることが必要です。