味千ラーメンの海外進出成功に感じたこと

味千ラーメンの海外進出成功に感じたこと ビジネス

「味千ラーメン」というお店をご存知でしょうか。
熊本発祥のとんこつラーメンのお店です。
年始に熊本に行く機会があったので、食べてきました。

日本国内に73店舗、そのほとんどが熊本県内にあり、知らない方も多いと思います。
しかし、日本の外食チェーンお店で、海外店舗数が吉野家についで多いのが、この味千ラーメンです。

第1位 吉野家(946店舗)(2020年11月)
第2位 味千ラーメン(768店舗)(今日現在のホームページ)
第3位 モスバーガー(413店舗)(2020年12月)

各店のホームページ

味千ラーメンの海外店舗のほとんど、700店舗が中国にあります。
日本の外食チェーンのお店で中国に進出し、失敗している例も少なくありません。
なぜ、味千ラーメンは中国に進出し、中国で成功したのでしょうか。

経営者通信という雑誌で、味千ラーメンを展開している重光産業株式会社の社長である重光克昭氏が成功した理由を3つあげています。

味が馴染みやすかった

豚骨スープの味が中国人に馴染みやかったことを第一にあげています。
馴染みやすいとはいえ、中国のラーメンと日本のラーメンは異なります。
麺はもとより、中国人は具材、日本人はスープによりラーメンを選ぶといわれています。

既存の考え方を変えて、ビジネスチャンスを得ることも時には必要であると感じました。

信頼できるパートナーに権限譲渡

中国に進出する際に、香港の実業家が現地法人を設立し、経営、店舗展開を行いました。
日本法人は原料提供、品質管理を行い、現地法人との役割分担を明確にしました。
重光氏は、ビジネス拡大よりも味千ラーメンの味を尊重した、香港の実業家を信頼しました。

不動産投資も信頼できるパートナーから物件を購入し、信頼できる管理会社に管理の役割をお願いすることが重要です。

利益を追求せず、ブランド拡充を徹底

日本法人は中国の加盟店から売上に応じたロイヤリティをとっていません。
また、経営も中国のマーケット市場を一番知っている現地法人に任せました。
日本法人に利益を吸い上げられ、更に、日本法人が経営に関わるのであれば、中国の加盟店のモチベーションは上がりません。
利益を手元に残るようにすれば、中国の加盟店のやる気を向上させることができます。

味千ラーメンというブランドを広めること、それを第一に考えたからです。
利益を追求せず、知名度だけを広めることも時には必要であると感じました。

熊本に行ったときはぜひ食べに行ってみてください。

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