私は、休暇をとって、時間があれば、平日の朝に高尾山に登ることがあります。
平日の朝に高尾山に登ると、人が少ないので、何かとメリットがあります。
登山道は閑散としており、自然を満喫、できる
高尾山は、他の観光名所と同じく、土日祝日や、年末年始、ゴールデンウィーク、お盆に混みます。11月いっぱいも紅葉シーズンで人が多いので注意が必要です。
平日、特に朝は人が少なく、高尾山に登るには最適なタイミングです。朝早いと高尾山口駅には、まだ人が来ていません。

登山道にも人がいませんので、他人を追い越す際に待ってもらう、他人に追い越される際に待つ等、気を使う必要がありません。狭い道では、他人とすれ違う際に待ったり、待たれたりすることもありません。

このようなご時世ですので、他人とすれ違う際に挨拶をしたく人もいると思いますが、相手から挨拶をされると仕方なく挨拶をしている人もいるのではないでしょうか。
平日の早朝は降りてくる人がいませんので、そのようなことを気にする必要がありません。
人が周囲にいないということは、高尾山の自然だけが視界に入ってくるので、非日常が感じられます。山に登りながら、森林浴ができます。
麓と山頂を結ぶ登山道は何種類かコースがあるので、いろいろ変えて登り降りするのも楽しいです。

- 1号路(表参道コース)のみ
- 1号路→3号路(カツラ林コース)
- 1号路→4号路(吊り橋コース)
- 6号路(びわ滝コース)
- 稲荷山コース
個人的には、木々が感じられる稲荷山コース、水が感じられる6号路(びわ滝コース)で登って、1号路で降りてくるのがおすすめです。
4号路は高尾山ケーブルカーの高尾山駅(山側)から少し歩いた猿園付近のループコース、5号路は山頂付近のループコースです。
初めての方の中には、高尾山ケーブルカーの高尾山駅(山側)が山頂だと思っている方もいらっしゃいますが、駅から山頂までは30分以上歩くので留意してください。
高尾山スミカ「天狗焼」、高橋家「蕎麦」等が並ばずに食べれる
私が高尾山に行く目的の一つとして、高尾山ケーブルカーの高尾山駅(山側)の近くにある、高尾山スミカの天狗焼きをお土産に買って帰ることがあります。

わかりやすく言うと、大判焼きを天狗の形にしたものです。外はサクッと、中は小麦の生地に、大きな黒豆のあんがぎっしり入っており、かなり美味しいです。

1個180円です。
ここでしか買うことができないので、高尾山に登った時は10個以上まとめて買って、冷凍して後で食べるようにしています。
高尾山は自然薯そばが有名です。特に、高尾山ケーブルカーの清滝駅(麓側)の近くにある、高橋家のお蕎麦が美味しいですが、土日祝日は昼ともなれば、行列です。

平日は昼でも比較的空いています。
「京王高尾山温泉/極楽湯」が平日料金で安く、空いている
高尾山口駅のすぐ横に、天然温泉である京王高尾山温泉/極楽湯があります。

高尾山を登り降りした際にかいた汗や疲れを、この温泉が流してくれます。
特に、2つの露天岩風呂(ぬる湯、あつ湯)のうち、ぬる湯の露天風呂がおすすめです。
森林や空を見ながら温泉に入ると、登山の疲れを通り越して、日頃の疲れもとれます。至福の時です。
平日は、土日祝日や繁忙期に比べて、料金が安くなっており、しかも人がほとんどいません。
大人(中学生以上) | 子供(4歳~小学生) | |
平日料金 | 1,000円 | 500円 |
土日祝日/繁忙期 | 1,200円 | 600円 |
午後からの半日も有意義に使える
新宿駅から、高尾山の最寄駅である高尾山口駅までは、電車で1時間弱で行けます。
例えば、朝7時に新宿駅を出発して、8時に高尾山に登るとします。
山頂まで登って降りる時間は約3時間ですので、11時には麓まで戻って来れます。
以下に時間をかけるのがおすすめです。1時間かかるとしても、12時には高尾山口駅を出発して、午後1時には新宿駅に着くことができます。
- 山頂でゆっくりする
- 時間をかけて登山道を登って降りる
- 京王高尾山温泉/極楽湯に入って汗を流す(特におすすめ)
- 高橋家のお蕎麦等をお昼に食べる
休暇をとって高尾山に登ったとしても、午後の半日は別のことをすることができ、有意義な1日を過ごすことができます。
たまには休暇をとって、高尾山に登ってみてはいかがでしょうか。
山を登って汗をかいた後に、山頂で飲むビールは格別です。
